老人性包茎とは?―カントン包茎に悩む60代男性の治療例

高齢になるにつれて剥けなくなっていく現実

50代の後半あたりから次第にペニスの包皮が剥きづらくなっていき、60代に入ってからほとんど亀頭が出せない状態になってしまい、妻から心配されて来院したという患者さんをご紹介します。
今回は高齢者が抱える包茎の悩みと治療の重要性をお伝えします。

徐々に進行していた老人性包茎

高齢者の包茎は「老人性包茎」と呼ばれます。
加齢による細胞(亀頭部や陰茎部)の収縮や、下腹部の筋肉が衰えてお腹がたるんでペニスが埋没して包茎になってしまうなど生活習慣の変化が主な原因となります。特に今回のようなカントン包茎になって不衛生な状態を放置すると、尿路感染症や亀頭包皮炎を引き起こすリスクが高まります。

この患者さんは若い頃は包皮を剥くことができたものの、数年前から包皮が亀頭を覆い隠す状態に。次第に悪臭が気になるようになり、下着に嫌な臭いが移ることが日常茶飯事となっていました。
さらに、内板(亀頭の内側の皮膚)に糜爛(びらん・ただれ)ができるなど、皮膚に影響が出るほど不衛生な環境を放置していた結果、亀頭包皮炎を繰り返す結果となってしまいました。
また、糖尿病を患っておりHbA1cの数値は8.2と高めな事もあり免疫力の低下が原因で細菌感染を繰り返していました。そのため他のクリニックでは糖尿病が理由で手術を断られた経験があり、治療をあきらめかけていたそうです。

包茎治療を決断した理由

治療を決断したのはパートナーである奥様の言葉でした。「身体の状態も心配だし、さらに将来的に介護が必要になった時の事をしっかり考えてほしい」と説得され、自身の健康や衛生面を見直すきっかけになったそうです。

当院での治療内容

こちらの患者さんは以下の施術を受けられました。

  • 絞扼輪解除(狭窄部の除去)
    包皮の先端が狭くなって剥く事が困難なため当該部を切除・除去しました。
  • 包茎手術(カントン包茎の治療)
    包皮を切除し、常に亀頭部分を露出して清潔な状態を保てるようにしました。
  • 亀頭増大手術
    亀頭のボリュームをアップすることで、包皮が再度覆いかぶさるのを予防しました。

交通費をサポートいたします

ルテラメンズクリニックでは遠方にお住まいの方でも高品質な医療を気兼ねなく受けて頂くために、交通費の支援を行っております。詳しくはお問い合わせ下さい。

【施術例】カントン包茎の手術写真

カントン包茎の治療前


カントン包茎の治療後

高齢者こそ包茎手術を検討すべき理由

今回のケースのように高齢者が包茎手術を受けることは以下のようなメリットがあります。

衛生面の改善
細菌感染や臭いの原因を取り除くことで、日々の生活の質が向上します。

健康リスクの軽減
尿路感染症や亀頭包皮炎を防ぎ、全身の健康を保つ一助になります。

介護時の安心感
将来介護が必要になった際も、清潔な状態を保つことで介護者の負担を軽減します。

高齢での包茎手術に対して不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、衛生面や健康リスクを考えると、早めの治療が大切です。当院では、糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方にも配慮した治療を行っています。まずはお気軽にご相談ください。

カントン包茎の治療内容

・絞扼輪解除
・ルテラカット (亀頭直下埋没法)
・亀頭増大
症例モニター様にはモニター割が適用されるので、通常よりお得に治療できます。
モニターは随時募集中ですので、ご相談下さい。

症例写真のモニター募集中です

ルテラメンズクリニックでは、ブログや治療結果の写真掲載を目的とした、症例モニターにご協力いただける方を募集しております。
症例モニターとは、施術部位のお写真を撮影させて頂き、その御礼として施術を特別価格でお受けいただけるシステムです。割引額は施術内容により異なりますので、ぜひ一度カウンセリングにお越しいただければ幸いです。
もちろん包茎手術以外の施術でも割引が可能です。モニターご希望の方は、お気軽にご相談ください。

ご予約・ご相談はこちらから

電話の受付時間は10:00~19:00となります。
メールでのご予約は24時間いつでも受付しております。

※LINEは予約専門アカウントとなります。ご相談はお電話またはメールにてお願い致します。

関連記事